不動産買取のメリット・デメリットとは?仲介との違いについても

不動産買取のメリット・デメリットとは?仲介との違いについても

不動産を売却する方法として「買取」と「仲介」という2つの方法があります。どちらの方法も不動産を売却するという点では同じですが、その仕組みやメリット・デメリットは大きく異なるため、自分にとってどちらが適しているのか判断するのは容易ではありません。

この記事では、不動産買取のメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、仲介との違いについても明確にしていきます。

あなたが最適な売却方法を選択できるようにお手伝いさせていただきますので、不動産の売却を考えている方は、ぜひこの記事を読み進めてみてください。

目次

不動産買取のメリット・デメリットについて

不動産買取のメリット・デメリットについて

不動産の売却方法である「買取」には、迅速な現金化や仲介手数料が不要などの魅力的なメリットがある一方で、デメリットも存在しています。

以下では、買取の主なメリット・デメリットを解説します。

メリット

1. 迅速な現金化が可能

不動産買取では、不動産会社が直接物件を購入するため、売却手続きが素早く進行します。一般的に、売却の相談から実際の買取までの期間は数日~1ヶ月程度と短く、早急に資金が必要な場合などに適しています。

2. 仲介手数料が不要

仲介による売却では、売却価格が400万円以上の場合、売却価格×3%+6万円(税別)が仲介手数料として発生しますが、買取の場合は不動産会社が直接買主となるため、この手数料がかかりません。例えば、3000万円の物件を売却する場合、約100万円の仲介手数料が不要になります。

3. 契約不適合責任が免除される

契約不適合責任とは、契約時には伝えられていなかった瑕疵(欠陥)が見つかった場合に、売主が負う責任のことです。買取では不動産会社がプロとして物件を査定・購入するため、契約不適合責任が免除されるケースが多いです。これにより、売却後にトラブルが発生するリスクが軽減されるので安心できます。

デメリット

1. 売却価格が仲介より低い

買取価格は市場価格の60~70%程度になることが一般的です。これは、不動産会社が買取後にリフォームや再販を行い利益を得るために、その分を差し引いた価格設定となるからです。高値での売却を希望する場合は、仲介による売却の方が適しているかもしれません。

2. 買取を行う不動産会社が少ない

売買や賃貸の仲介を行う不動産会社は多いですが、買取を行っている不動産会社は少なく、対応エリアが限られていることもよくあります。そのため、地方の町や村などで買取を希望する際は、買取をしている会社を探すのに苦労する可能性があります。

3. 買取が成立しない場合もある

物件の状態や立地、市場の需要などによっては、不動産会社が買取を見送るケースもあります。特に、再販が難しいとされる物件、大規模な修繕が必要な物件、法令に違反している物件などは買取の対象外となる可能性があります。

「買取」と「仲介」の違いについてご紹介

「買取」と「仲介」の違いについて

不動産の売却方法として挙げられる「買取」と「仲介」はどのように違うのでしょうか?それぞれの特徴と違いを詳しく見ていきましょう。

買取

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売却方法不動産会社が買主となり、直接物件を購入する。
特徴売却相談から買取までの期間は数日~1ヶ月程度と短く、売却手続きが迅速に進む。仲介手数料が不要。契約不適合責任が免除されるケースが多く、売却後にトラブルが発生するリスクが軽減される。
買取がおすすめの方早急に資金が必要な方。早急に不動産を手放す必要がある方。
デメリット買取価格が市場価格の60~70%程度になることが多く、仲介による売却と比較すると低い傾向にある。

仲介

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売却方法不動産会社が買主を探し、売主と買主の間を取り持つ。
特徴買取と比較して売却価格が高くなること可能性が高い。不動産会社が広告活動を行い広範囲に買主を探すため、高値での売却が期待できる。
仲介がおすすめの方売却完了までに時間を要しても希望価格で売客したい方。売却を急いでいない方。
デメリット仲介手数料が発生する。売主は契約不適合責任を負うリスクがある。

不動産会社の選び方について

不動産会社の選び方について

1. 査定価格が高い業者

不動産会社の査定価格=仲介による成約予想価格となります。ただし、最初に高額な査定額を提示して後から値下げ交渉を行う悪徳業者も存在するため、1社のみの査定ではなく、複数の業者から見積もりを取り、相場を確認することが大切です。相場が理解できてから、根拠を説明してくれる業者に売却するのがおすすめです。

2. 買取実績が豊富か

不動産会社の実績は、その会社の信頼性や能力を判断する指標となります。特に、売却を希望する物件種別(マンション・戸建て・土地)や特定のエリアでの取引経験が豊富な会社は、買取を引き受けてくれることがほとんどです。このような会社は、地域の相場やニーズを熟知しており、適切な査定価格を提案してくれるでしょう。

3. 目的に合った売却方法を提供しているか

不動産会社が提供する売却方法が、あなたの目的に合っているか確認しましょう。今すぐにでも買取を希望する場合は即時買取、売却後も賃貸として住み続けたい場合はリースバックなど、目的に応じた売却方法を提供している業者を選びましょう。

まとめ

今回は、不動産買取のメリット・デメリット、仲介との違いについて詳しく解説してきました。

買取のメリットは、迅速な現金化が可能なことです。売却相談から買取まで数日~1ヶ月程度と短く、不動産売却を急ぐ場合に適しています。また、仲介で発生する手数料が買取では不要な上に、契約不適合責任も免除されることが多いため、売却後は安心して生活することができます。

ただし、買取価格は市場価格の60~70%程度と、仲介と比較すると低くなるデメリットがあります。

不動産会社を選ぶ際は、査定価格で選ぶのはもちろんですが、過去の買取実績や提供している売却方法が、あなたの目的に合っているか確認することも重要です。相見積もりを取り、相場を把握した上で、根拠を説明してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

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